日本ではデフレ基調が続いて例外になっていますが、世界的に見れば物価は時間の経過と共に緩やかに上がっていく事が基本です。
公共料金だけは、日本でも上昇が続いていたのが良い例で、マーケットニーズとは別の世界にいることで、ある意味では原則が貫かれていると言えます。
物価が上昇していくのは、本来は賃金の上昇とワンセットでなければ成り立ちません。
日本のデフレ基調の継続は、賃金が著しく上昇が抑えられている、もしくは低下している事に要因があると、昨今では声高に言われるようになりましたが、先の事は解りません。
最近では、コロナ禍からの脱却による旺盛な需要と、ウクライナ侵略が重なって、日本でも物価の上昇が続いています。
ずっと昔から「物価の優等生」と呼ばれていた卵とバナナも、バナナは値上がりが顕著になってきていて、卵も飼料の値上げや物流費の値上げの要素を考えれば、今後は値上げされることもありえる状況です。
物価の優等生と呼ばれるのは、生活に必要な支払の中において、何十年も変わらない価格を継続しているからで、これらも含めて昨今の物価高があっても、国の生活消費指数には大きな影響が出ていない理由の一つに、携帯電話料金の値下がりが関わっています。
菅義偉氏を中心とした、国の携帯電話料金値下げ政策が、2021年頃から具体的に功を奏し、国民の通信費支払いは減少しています。
実際に携帯キャリアの決算内容を見れば、各社とも通信事業では大幅な減収を計上していて、別事業でのリカバリーに奔走している様子が窺えます。
しかし、この恩恵を享受していないユーザー層が、まだ数多く確実にいます。
具体的に言えば、従来からのキャリアプラン契約を継続利用しているユーザーです。
今回の一連の値下げの動きは、従来のキャリアプラン契約が値下げされたわけでは無く、新たに安価なプランが出現した事に有ります。
スマホ料金が節約出来る、キャリアプランからの乗り換えに人気がある、具体的な12社を、サブプランや格安SIMも含めて比較検討して解説します。
キャリアのメインプラン契約者は、無駄な料金を支払っているケースが多い!
なんとなく以前から契約していて、高いなぁ・・・とは思いながらも、従来のプランを変更する事無く継続しているユーザーの多くが、キャリアのメインプランを契約しています。
これらの契約者ユーザーは、今回の通信料値下げの恩恵を殆ど受けていません。
キャリアのメインプラン料金
ショップでの契約時に、「安心してご利用頂けます」「パケ死という言葉をお聞きになった事がありますか?このプランなら一定の料金で済み、ビックリする様な料金が突然請求される事もありませんよ」などの売り文句で、多くのユーザーが誘導されるのがメインプランです。
具体的な各社のプラン料金を見てみましょう。
docomo
5Gギガホプレミアプラン 容量無制限 月額7,315円
このプラン加入には、5G対応スマートフォンが必要です。
4Gのスマートフォンでは
ギガホプレミアプラン 容量60GB/月 月額7,205円
になります。
au
使い放題MAX 5G/4Gプラン 容量無制限 月額7,238円
SoftBank
メリハリ無制限プラン 容量無制限 月額7,238円
このメインプランが、キャリア各社の稼ぎ頭になっています。
何故?稼ぎ頭になるかと言えば、利用実態と料金に大きな乖離があるからです。
実際に利用している通信量
2022年1月27日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
「1GB」以下で収まっているユーザーが最も多く、全体の3割以上を占めていて、「3GB」以下では6割弱、「4GB」以下では7割弱、7GB以下まで範囲を広げると、スマホユーザーの4人中3人が収まっています。
このグラフで単純に平均をとれば8.95GBになりますが、数値の中央値は3GBです。
「自分は動画をよく見るし、少数派なのか?」と、疑問に思った方もいらっしゃると思いますが、動画視聴をする場所は、Wi-Fi環境のある自宅ではありませんか?
このデータはスマホで利用するデータ量ではなく、あくまで通信会社の回線利用のデータ量です。Wi-Fi利用時のデータ消費まで入れたら、もっとずっと多くなります。
逆に、グラフの右側のユーザー層は、多くが自宅にWi-Fi環境が無い環境と推察出来ます。
少なくとも、自宅にWi-Fi環境の有るユーザーにとっては、多くのケースで無制限・大容量プランは必要としていません。これが利益の源になっている、利用実態と料金の乖離です。
多くのユーザーが、これらの利用方法であることを、誰より理解しているのもキャリア各社です。
キャリアの小容量プラン
キャリア各社の無制限・大容量プラン以外の選択肢は、いきなり最大でも7GB程度になる小容量プランです。
毎月利用するデータ量で、支払額が変化する従量制プランです。
ドコモ ギガライトプラン5G/4G
・ステップ1 ~1GB 月額3,465円
・ステップ2 ~3GB 月額4,565円
・ステップ3 ~5GB 月額5,665円
・ステップ4 ~7GB 月額6,765円
au ピタットプラン
・~1GB 月額3,278円
・1GB超~4GB 月額4,928円
・4GB超~7GB 月額6,578円
SoftBank ミニフィットプラン+
・~1GB 月額3,278円
・~2GB 月額4,378円
・~3GB 月額5,478円
自宅にWi-Fi環境を構築するための「光回線」を、携帯ショップでは各社が積極的に勧誘していて、実際に契約するユーザーも多いのですが、本来なら家族の分も含めて、小容量プランへ誘導するのがユーザビリティですが、現実にはレアケースです。
光回線を導入後にも先の無制限・大容量プランを継続している事が多くなっています。
光回線との「セット割」や、家族3人以上の利用の「家族割」で、スマホ1台あたり最大2,200円程度の割引きがあって、大変お得です!というセールストークを聞かされますが、最も多くの利用者がある1GB以下の利用時には、光回線の「セット割」は適用されません。
それ以前に、元々の金額設定が高額であるため、ちょっとやそっとの割引きでは安価とは言えません。
スマホ料金が安くなる回線を見ていく前に、回線サービスによって異なるタイプを整理してみましょう。
キャリア(MNO)と格安SIM(MVNO)の違い
通信会社には大きく分けて、キャリア(MNO)と格安SIM(MVNO)の2種類があります。
MNOとは?
現在日本のMNO(Mobile Network Operator)は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社があります。
MNOは自社で回線やアンテナ基地局の整備を行っていて、総務省から認可を受けた周波数帯の電波を使って、サービスを提供しています。
MNOは同じ回線を同じように利用しているので、ブランドサービスによって回線品質や速度に違いはありません。
メインブランド
各社が核にしている、前述のプランです。
無制限・大容量プランと小容量プランがあります。
メリットは、最新機種のスマホを販売している事です。
ただ、スマホ端末と月額料金を分離する「分離プラン」の影響で、安価に購入出来るケースは大きく減少しています。
例外としては、楽天モバイルが2020年からの最後発参入のため、従来のキャリアとは異なる、安価なプランサービスを打ち出しています。
オンライン専用プラン
オンライン専用プランは、国の要請を受けて登場しています。
今までのキャリアからは考えられない安価な月額料金がウリで、経費を掛けないで運営する必要があるため、ショップでの契約や契約後のトラブル相談が出来ない、オンライン専用になっています。
ドコモは「ahamo」・auでは「povo」・ソフトバンクは「LINEMO」を展開しています。
メリットは、従来のキャリアプランに比較して大幅に安い価格です。
楽天モバイルは、このジャンルを展開していませんが、価格的には3大キャリアが、楽天モバイルの価格を強く意識した展開になっています。
サブブランド
最新の高性能スマホ端末の販売は扱っていませんが、小容量から中容量ではキャリアプランよりも安く、同じ回線クオリティを安価に利用出来て、ショップでも取り扱いをしています。
auは「UQモバイル」・ソフトバンクは「ワイモバイル」を、サブブランドとして展開しています。
ドコモでは、サブブランドの展開をしていません。
MVNOとは?
それに対して、格安SIM(Mobile Virtual Network Operator)は、数多くの企業が参入しています。
自社では回線やアンテナ基地局の整備を行わず、MNOから回線の一部を借りる形で運営されています。
そのため大きな資本力が必要無く、参入が容易です。
経費を掛けずに運営する事で、安価なサービスを提供する事に、多くの企業が鎬を削っています。
メリット
格安SIMというと、価格が安い事で、繋がらないイメージを持つ方もいらっしゃいますが、それは誤解です。
提供エリアに関しては、回線を借りているMNOのエリアと同じで、現状ではMNOの楽天モバイルよりも、格安SIMの方が繋がるエリアは多くなっています。
もっとも大きなメリットは、安価にスマホを利用出来る事です。
デメリット
MNOとMVNOの最も大きな違いは、回線を全部利用出来るのか、一部しか利用出来ないのか?の違いです。
同じ目的地に到着出来るのに、快適性の違いで料金が異なる、エコノミークラスとビジネスクラスの違いがあります。
通常の時間帯では、どちらも快適に利用する事が出来ます。
空いている飛行機なら、エコノミーでも他の席を利用して広い空間が利用出来ますよね。
MVNOのデメリットが最も出るのは、多くのユーザーが同じ時間帯で一斉に利用する、お昼休みのような時間帯です。
その場合、利用出来る道幅が狭いMVNOでは、どうしても渋滞が起こってしまうイメージで、MNOと比較して回線速度が落ちるケースがあります。
同じMNOの回線を利用していても、MVNOによって回線速度や品質は異なります。
たとえば、上の図で2車線よりも1車線だけを借りる方が、当然MNOへの支払は安く済むため、ユーザーへは安価なサービス料金を提示出来ます。
しかし、サービス開始当初のユーザー数が少ない時期には問題が無くても、ユーザーが増えてくれば渋滞することが避けられません。
MVNOの品質は、設備投資や回線増強などで大きく変わり、資本力と技術力に裏打ちされたバランス能力が必要で、安心して利用出来るは、ブランド力という看板を大切にする大手です。
そこまで考慮して、人気があってスマホ料金が下げられるサービスを、具体的にピックアップして比較してみましょう。
オススメ出来るスマホ料金を下げる12社のサービス
スマホ料金を下げる事が出来る、オススメの12社サービスを簡単に説明します。
格安SIM(MVNO)では、楽天モバイルが高いシェアを持っていましたが、2020年のMNOサービス開始と前後して、格安SIMの楽天モバイルは新規募集を停止しています。
LINEも格安SIMLINEモバイルを展開していましたが、ソフトバンクのLINE買収により、LINEMOに発展的に解消して、新規募集を停止しています。
ワイモバイル
(出典:ワイモバイルストア)
ソフトバンクが運営するサブブランドで、回線の全部を使うMNOです。
キャリアよりも安い価格で利用出来ます。
UQモバイル
(出典:UQモバイル公式)
auが運営しているサブブランドです。
ワイモバイルとライバル関係にあり、鎬を削っています。
楽天モバイル
楽天モバイルは総務省から認可を受けて、自社で回線やアンテナ基地局の整備を行っているMNOの一つです。
1GBまでの月額無料プランを終了し、現在利用中のユーザーを含めて、2022年7月1日には、全てのユーザーが新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」になっています。
(出典:楽天モバイル)
楽天モバイルはキャリア参入以来、解りやすいワンプランを継続していて、容量によって支払額が変わるシステムです。
3大キャリアのメインプランからサブプランにまで、楽天モバイルは一つのプランで対抗していると言えます。
BIGLOBEモバイル
老舗ブランドのプロバイダで、途中に資本の移動は色々ありましたが、技術と伝統が受け継がれている格安SIMです。エンタメ視聴に強く、豊富なオプションが用意されています。
OCNモバイルONE
(出典:OCNモバイルONE公式)
ドコモはサブブランドを持っていませんが、その役割をグループ内のNTTレゾナントが、OCNモバイルONEで担っています。
当然ドコモ回線を利用する格安SIMで、通信速度や品質に定評があります。
マイネオ
関西電力系のオプテージが運営する、格安SIMです。
ユニークなシステムを展開していて、関西地区で特に人気があります。
イオンモバイル
きめの細かいプランを展開していて、小容量から大容量までカバーしています。
IIJmioの技術支援で運用されている格安SIMです。
IIJmio
高い技術力を有する老舗通信企業で人気が有り、格安SIMの中では最も高いシェアを誇り、最近では価格で攻めたプランが評判で、楽天モバイルの0円廃止に伴い、新規契約者が増加している事が話題になりました。
LIBMO
静岡が本拠地である、ケーブルテレビが発祥の通信会社、TOKAIコミュニケーションズが運営しています。
歴史に裏打ちされた、高い技術力に定評があります。
HISモバイル
旅行会社のHISが運営している格安SIMで、日本通信の技術が導入されています。
日本通信SIM
(出典:日本通信公式)
老舗の格安SIMであり、MNOの接続料交渉などにおいても、高い存在感を出しています。
格安SIM・スマホ12社を色々な角度から比較
スマートフォンの利用の仕方は十人十色に異なり、とても全部は網羅できませんが、ここまで見てきた12社を、個々に色々な角度から見ていきましょう。
最安の料金プランで比較
スマホはWi-Fi環境のある自宅で利用する事が大半で、外出時には電話を受けるかLINEで連絡をとるだけというユーザーなら、キャリアプランでスマホを維持するのは大いなる無駄があります。
12社の中から、どれに乗り換えても安価になりますが、各社の最低容量最安プランで、安くなる順番に並べてみましょう。
事業者 | 回線 | 月額料金 | 容量 |
日本通信SIM | ドコモ | 290円 | 1GB |
OCNモバイルONE | ドコモ | 550円 | 0.5GB |
HISモバイル | ドコモ | 550円 | 1GB |
nuroモバイル | ドコモ・au・ソフトバンク | 792円 | 3GB |
イオンモバイル | ドコモ・au | 803円 | 0.5GB |
IIJmio | ドコモ・au | 850円 | 2GB |
LIBMO | ドコモ | 980円 | 3GB |
楽天モバイル | 楽天モバイル | 1,078円 | 3GB |
BIGLOBEモバイル | ドコモ・au | 1,078円 | 1GB |
マイネオ | ドコモ・au・ソフトバンク | 1,298円 | 1GB |
UQモバイル | au | 1,628円 | 3GB |
ワイモバイル | ソフトバンク | 2,178円 | 3GB |
徹底的に安く済ませるなら、「日本通信SIM」にすれば月額290円でスマホが維持出来ます。
外出時に利用が少ないと言っても、LINEやMAPなどでの1GBは、かなりの量が利用出来ます。
偶に電話をする事があるなら、「OCNモバイルONE」もオススメです。
月に合計10分間の通話料が込み550円なので、使い勝手が良く安価に、高品質な回線を利用出来ます。
データ容量3GB程度の料金プランで比較
先のグラフで見ても利用者が多い、月に3GB程度の容量をカバー出来るプランに絞って、12社の価格帯を見ていきましょう。安い順にならべてみます。
事業者 | 回線 | 月額料金 | 容量 |
日本通信SIM | ドコモ | 730円 | 3GB |
HISモバイル | ドコモ | 770円 | 3GB |
nuroモバイル | ドコモ・au・ソフトバンク | 792円 | 3GB |
LIBMO | ドコモ | 980円 | 3GB |
OCNモバイルONE | ドコモ | 990円 | 3GB |
IIJmio | ドコモ・au | 990円 | 4GB |
楽天モバイル | 楽天モバイル | 1,078円 | 3GB |
BIGLOBEモバイル | ドコモ・au | 1,320円 | 3GB |
イオンモバイル | ドコモ・au | 1,408円 | 3GB |
マイネオ | ドコモ・au・ソフトバンク | 1,518円 | 5GB |
UQモバイル | au | 1,628円 | 3GB |
ワイモバイル | ソフトバンク | 2,178円 | 3GB |
「日本通信SIM」は、基本料1GBで290円に1GBごと220円が追加される従量制ですから、3GBの場合は440円を加えた730円になります。
3GBではちょっと収まらない方なら、4GBで990円のIIJmioもオススメの安さです。
通信速度で比較
どれだけ安く利用が出来ても、サクサク利用出来ない回線では、ストレスが溜まります。
スマホの快適利用に大きく影響するのは、ダウンロード速度です。
動画を見たりネットを見たりという、利用頻度が高い動きでサクサク利用出来るのは、通信速度が高い方が快適です。
もっとも優れているのは、言うまでもなくキャリア(MNO)です。
注目は、格安SIM(MVNO)が、どの程度MNOのサブブランドの速度に迫れているかです。
実際に利用しているユーザーが速度計測しているみんなのネット回線速度で、直近3ヵ月の計測結果から、ダウンロード速度の平均値を通信速度が速い順番に並べて、12社のサービスを見てみましょう。
事業者 | 月額料金 | 容量 | 下り速度 |
OCNモバイルONE | 550円 | 0.5GB | 69.94Mbps |
ワイモバイル | 2,178円 | 3GB | 65.41Mbps |
UQモバイル | 1,628円 | 3GB | 61.23Mbps |
イオンモバイル | 803円 | 0.5GB | 59.05Mbps |
nuroモバイル | 792円 | 3GB | 51.87Mbps |
HISモバイル | 550円 | 1GB | 49.73Mbps |
IIJmio | 850円 | 2GB | 45.17Mbps |
楽天モバイル | 1,078円 | 3GB | 43.93Mbps |
マイネオ | 1,298円 | 1GB | 39.84Mbps |
日本通信SIM | 290円 | 1GB | 37.18Mbps |
LIBMO | 980円 | 3GB | 28.31Mbps |
BIGLOBEモバイル | 1,078円 | 1GB | 19.25Mbps |
意外な結果になりました。
格安SIMの「OCNモバイルONE」が、MNOのワイモバイルとUQモバイルを押さえて、トップになっています。
絶対価格では上位に食い込んでいた「日本通信SIM」ですが、ダウンロード速度の平均値では、「OCNモバイルONE」の半分近い速度しか出ていません。
総合力で「OCNモバイルONE」が最もオススメ!
(出典:OCNモバイルONE公式)
「OCNモバイルONE」は格安SIMでありながら、キャリアのサブブランドを上回る回線速度を持ち、快適に利用する環境を維持しながら、スマホ料金が大幅に節約出来ます。
月額料金は以下の通りです。
通信容量/コース名 | 月額料金 |
500MB/月コース | 550円 |
1GB/月コース | 770円 |
3GB/月コース | 990円 |
6GB/月コース | 1,200円 |
10GB/月コース | 1,600円 |
コースによる通信品質の差は、当然ありません。
500MBで出来る事
10分間の通話料込みで、月額550円の500MBコースは魅力がありますが、実際にその容量で何が出来るのか?は、気になるところです。
LINE無料通話
1時間電話しても、消費するデータ通信量は18MB程度です。
月に10時間利用して180MBですが、自宅でWi-Fi環境の下で利用した分は、当然カウントされません。
テキストメール
月に10,000通のメールを送受信したとして、50MB程度です。
MAP
覧する場所によって、消費するデータ量も異なってきますが、東京都23区内で現在地を表示して拡大表示を行った場合、消費データ量は概ね732KB程度になります。
月に70回近く利用しても、消費データは概ね50MB程度しか消費しません。
ウェブサーフィン
表示するページによっても大きく異なりますが、スマホ版のyahooトップページの閲覧は236KB程度で、これを月に250回(ページ)表示したとして、消費データは概ね50MB程度になります。
ここまでの数値を合計しても、まだまだ500MBには届きません。
OCN光と組み合わせると、更に安くなる「セット割」
(出典:OCN光申込サイト)
スマホを「OCNモバイルONE」で節約するなら、光回線も「OCN光」に乗り換えるのがオススメです。
OCN光は、OCNモバイルONEと同じNTTレゾナントが運営している「光コラボ」で、通信品質が高い事だけでなく、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで3,960円という安価な料金を実現しています。
NTT東西が敷設している「フレッツ光」は、日本中の最も多くのエリアをカバーしていて、多くのマンションや集合住宅にも入っています。
フレッツ光+プロバイダ契約をして光回線を利用してる方や、フレッツ光を使う光コラボを利用中なら、回線工事不要・インターネットが止まる期間無しで、簡単に手続きだけでOCN光に乗り換える事が可能です。
(出典:OCNモバイルONE公式)
「OCNモバイルONE」と「OCN光」を組み合わせる事で、安価なOCNモバイルONEの料金が更に割引きされます。
1契約ごとに月額220円の割引きが受けられます。最大5契約月額1,100円まで「セット割」が受けられます。(*500MBコースは対象外)
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 実質金額 |
500MB/月コース | 550円 | - | 550円 |
1GB/月コース | 770円 | 220円 | 550円 |
3GB/月コース | 990円 | 220円 | 770円 |
6GB/月コース | 1,200円 | 220円 | 980円 |
10GB/月コース | 1,600円 | 220円 | 1,380円 |
たとえば、マンションで家族3人が3GBコースに乗り換えた場合、光回線3,960円+スマホ代(770円×3人)=6,270円 が家族全員分の通信費トータルになり、スマホ料金だけでなく、通信費全体を大きく節約する事が可能になります。