「光回線」のインターネット回線は通信速度が速くて安定しているのがメリットですが、光回線でもいくつかの種類があり、それぞれ特長が異なりますよね。
中には「〇〇光」と名前が違うだけでどれも同じなのでは?と思っている人もいるのではないでしょうか。
そこで当コラムでは、光回線の種類についてわかりやすく解説していきます。やっぱり安心感のあるNTT系の光回線を契約したい!など自分にあった光回線を契約したい人は、ぜひ当コラムを参考に最適な光回線を探してみてくださいね。
※2024年6月現在、OCN光の新規受付は終了しています。OCNの光インターネットをご利用希望の方は下記のサービスをご検討ください。
OCN × フレッツ光
OCN × ドコモ光
OCN プロバイダのみ契約(フレッツ光利用中の方)
何が違う?光回線の種類とは?
光回線には大きくわけて3つの種類があります!
光回線には大きくわけると3つの種類があり、それぞれ特長が異なりますが、やはり多くの人が光回線といえばNTT東日本・NTT西日本が提供する「フレッツ光」のイメージを持っているのではないでしょうか。
それでは「フレッツ光」から順に特長を解説していきますね!
加入者No1のNTT光回線「フレッツ光」とは?
「フレッツ光」はNTT東日本・NTT西日本が提供する光回線のため、光ファイバーを利用したインターネット接続が始まった頃から人気がある光回線です。
「フレッツ光」は主に物理的な光ファイバー回線を提供するサービスですので、自宅でインターネットを使うには、フレッツ光回線の契約とは別に、プロバイダーも契約する必要があります。
現在では、プロバイダ(ISP)と物理的な光回線との契約がセットになっているのが主流ですが、光回線のサービスが始まった当初は別々の契約が必要で、その代表となるのがNTTの提供する「フレッツ光」サービスです。
契約が別々となると、煩わしい感じがしますが今でも「フレッツ光」を利用するメリットは多くあります。
フレッツ光のメリット
- NTT提供の光回線のため提供エリアが日本全国をカバー
- 対応プロバイダーが豊富
- プロバイダーのみの乗り換えが可能
- ひかり電話を利用する場合はオプションサービスや機能が豊富
- サポートを直接NTTから受けれる
フレッツ光のデメリット
- 契約先がフレッツ光とプロバイダーの2つ必要
- キャンペーンは主に法人向けになっている
フレッツ光は契約するプロバイダによって料金が変わることややマンションタイプの場合は建物の設備や世帯数によって料金プランが異なるため、毎月の料金はさまざまですが・・・
OCNも含め人気プロバイダーの月額料金は大体1,000円前後が相場のため、フレッツ光を契約した場合、マンションタイプなら大体4,000円前後、戸建てタイプなら大体5,500円前後が毎月の料金の目安となります。
フレッツ光の回線とプロバイダがセットになった「光コラボ」とは?
「光コラボ」はフレッツ光の回線を借り受け、プロバイダーとセットにして各事業者が提供している光回線サービスのため、契約先をひとつにまとめることが可能!
光コラボのメリット
- フレッツ光の回線を利用しているため高品質
- 提供エリアはフレッツ光と同じ
- 契約先を一本化
- 個人向けのキャンペーンが豊富
- フレッツ光のひかり電話サービスを利用できる
光コラボのデメリット
- フレッツ光の卸提供サービスのためNTTと直接契約ではない
光コラボの場合、プロバイダー料金が込みで月額料金はマンションタイプなら大体3,800円前後、戸建てタイプなら大体5,200円前後が相場となっています。
フレッツ光や光コラボ以外の「独自の光回線」とは?
「NURO光」や「auひかり」など独自の回線サービスを提供している光回線もあり、の中には「フレッツ光」よりも先に通信速度が速いサービスを提供している事業者もありましたが、現在ではフレッツ光も最大10Gbpsの光回線サービス「フレッツ光クロス」を提供開始したため、国内で一般向けに提供されている光回線としてはどこの事業者も最大10Gbpsが最高速となっています。
独自の光回線のメリット
- エリアによってフレッツ光よりも通信速度が速いプランを提供している事業者もある
- 料金がお得なキャンペーンを実施していることがある
- ソフトバンクやauのスマホとセット割ができる光回線がある
独自の光回線のデメリット
- 提供エリアが限られている
- NTT系列のスマホを利用している場合は、スマホとのセット割がうけられない
- ひかり電話のサービスを利用する場合、機能が限られている
光回線は通常、マンションやアパートなどの集合住宅か戸建てかによって工事内容や料金等が異なります。
またマンションなどの集合住宅の場合、建物の設備等によって配線方式が異なるため、通信速度は戸建てタイプで一般的な最大1Gbpsではなく100Mbpsの場合もありますが・・・
独自の光回線を利用する場合、エリアやマンションによっては「NURO光」が提供している最大2Gbpsのサービスをマンションに直接光回線を引き込んで利用するということも選択肢としてはあります。
迷ったときは?光回線の選び方について
光回線はこのように大きくわけて3つの種類がありますが、提供している事業者は増えてきているため、結局どこの光回線を契約すればいいのかわからない!という人に、光回線の選び方についても解説していきますね。
光回線の選び方その①スマホとのセット割引が適用される光回線を選ぶ
光回線の多くはスマホとセット利用で割引が適用される場合が多いため、毎月の料金を少しでも節約したい人は、スマホのキャリアにあわせて光回線を契約するのがおすすめです!
3大キャリア系列のスマホと光回線のセットで利用するなら▼
携帯・スマホ | 光回線 |
---|---|
ドコモ | 光コラボ ドコモ光 |
ソフトバンク | 光コラボ ソフトバンク光 独自の光回線 NURO光 |
au | 光コラボ So-net 光 M 光コラボ ビッグローブ光 光コラボ ニフティ光 光コラボ @TCOMヒカリ 独自の光回線 auひかり など |
OCNモバイルONE | 光コラボ OCN光 |
ワイモバイル | 光コラボ ソフトバンク光 |
UQ mobile | 光コラボ So-net 光 M 光コラボ ビッグローブ光 光コラボ ニフティ光 光コラボ @TCOMヒカリ 独自の光回線 auひかり など |
さらに最近ではスマホの料金を安くするため、格安SIMへ乗り換えをする人も増えてきましたが、格安SIMとのセット割引を実施している光回線もいくつかあるので、毎月の料金を最大限安く抑えたい人は格安SIMと光回線のセット利用を検討してみるのもおすすめです!
光回線の選び方その②月額料金の安さで光回線を選ぶ
3大キャリアのスマホの場合、光回線とのセット割引を適用するには固定電話サービス(光電話)などのオプションサービスに加入するのが条件となっているところもあるため、オプションに加入したくないのでスマホとのセット割引を利用しない!という人は・・・
月額料金が安い光回線を契約するのがおすすめですが、事業者によって月額料金は異なるため、少しでも料金の安い光回線を契約したい人は以前、別記事で詳しく料金比較をしているのでこちらもぜひチェックしてみてくださいね!
光回線の選び方その③キャンペーン内容で光回線を選ぶ
光回線は料金だけでなく事業者によってキャンペーン内容ももちろん異なります!
そのため、工事費などの初期費用を少しでも安く抑えたい人は工事費無料キャンペーンを実施している光回線、乗り換え費用をお得にしたい人は違約金負担キャンペーンを実施している光回線など、自分にあったキャンペーンを実施している光回線を選ぶのもおすすめです。
さらに光回線は当社のような窓口を通して申し込むと、加入特典でキャッシュバックももらうことができるため、少しでもお得に光回線を申し込みたい人はキャッシュバックキャンペーンなども要チェックしてくださいね!
まとめ
光回線の種類について解説してきましたがいかがでしたか?
3種にわけた光回線のうち「フレッツ光」はNTT提供のため、安心感がありますが別途プロバイダーを契約する必要があるということと、個人向けのキャンペーンがないということがネックになります。
そのため、「光コラボ」ならプロバイダーがセットになっているうえに契約先が1つにまとまり、高品質な「フレッツ光」の回線を利用しているため、NTT系列の光回線を契約したい人にはおすすめです!
さらに「フレッツ光」から「光コラボ」、「光コラボ」から「光コラボ」の乗り換えなら、回線をそのまま引き継ぐことができるので、工事不要で乗り換えることも可能です!
そのため、契約更新月を機にお得な光回線へ乗り換えたい人には転用や事業者変更という方法もありますので参考にしてくださいね。
このように光回線は種類によってそれぞれ特長が異なるため、ぜひこの機会に自分にあった光回線を探してみてくださいね。