OCN光への乗り換え方法とOCN光からの乗り換え方法を解説

お役立ち情報

「回線の調子が悪いから、OCN光に乗り換えたいけど方法がよくわからない」

「OCN光から別の回線に乗り換えたいけど、方法がよくわからない」

 

と、お困りではありませんか?

 

光回線の乗り換えは、自分が今どの種類の光回線を利用しているかによって手順や注意点が異なります。しかし、そもそも自分は今どの種類の光回線を利用しているのか、また、どのようにして乗り換え手続きをしたらいいのか、よくわからないですよね。

 

そこでこの記事では、光回線の種類についてや、OCN光への乗り換え方法を紹介。また、OCN光から他社サービスへの乗り換え方法も紹介していきます。

 

OCN光や光回線サービスに乗り換えるのであれば、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

 

OCN光とは?

まずはOCN光について簡単におさらいしていきましょう。

 

OCN光とは、NTT東日本・NTT西日本が提供するフレッツ光回線を利用している「光コラボ系」のサービスです。2020年9月末の日本国内光回線サービスの利用者数ではNo1になるほどの人気があります。

 

人気の理由は、「月額料金の安さ」「回線速度の安定性や信頼性」「最新技術の採用」「お得なキャンペーン」など様々。最近では、格安SIMの「OCNモバイルONE」との併用で割引を受けられる「モバイル割引」も、強い人気の理由の一つとなっています。

 

 

 

しかし、NTTの提供するフレッツ光回線を利用していると聞くと「それって、フレッツ光と同じってこと?」と思われるかもしれませんが、厳密にはそうではありません。

 

次の見出しで詳しく簡単に解説していきます。

 

光回線の種類について

それでは、光回線の種類について解説していきます。

 

光回線の種類には、大きく分けて以下3つがあります。

 

  • フレッツ光
  • 光コラボ
  • その他の回線

 

それぞれ見ていきましょう。

 

フレッツ光

フレッツ光は、NTT東日本と西日本が提供する「光ファイバーケーブル」を利用した光回線サービスです。フレッツ光の特徴としては、「プロバイダを別々に選ぶ必要がある」という点です。

 

インターネット回線は基本的に、「回線」と「プロバイダ」をそれぞれ選ぶ必要があるのですが、最近では「回線」も「プロバイダ」もひとつの会社で一括提供してくれることも珍しくありません。しかし、NTTは法律により「プロバイダ機能」を提供することが禁じられています。

 

もしNTTがプロバイダ機能まで提供できてしまうと、NTTが一強になってしまうため、国が規制しているからです。「回線」と「プロバイダ」が別々だと、料金の支払先が別々だったり、何かトラブルがあった時にどちらに問い合わせるかなど、面倒な点も増えてきます。

 

そのため、最近ではフレッツ光のような「回線」と「プロバイダ」が別々のサービスよりも、「回線」と「プロバイダ」がセットになっているサービスのほうが人気が高まっています。

 

 

 

光コラボ

続いて最近最も主流になりつつある光コラボサービスの紹介です。OCN光も光コラボサービスの1つです。

 

光コラボとは、プロバイダ業者とNTT東日本/西日本がコラボを組み、回線に「フレッツ光」を利用しつつ、プロバイダも一括で提供してくれるサービスです。

 

具体的にOCN光を例に挙げて解説すると、プロバイダ機能を持っているOCN光に対し、NTT東日本/西日本が「回線(フレッツ光)」を提供します。

 

すると、OCN光だけで「回線」と「プロバイダ」を提供できるようになりますよね。なぜこのようなことをするのかと言うと、NTT東日本/西日本はそもそも規制によりプロバイダ機能を提供できません。他の回線業者も、光回線の構築には莫大なコストと労力がかかるため、なかなか参入することができません。

 

これらの背景により、NTT東日本/西日本と、プロバイダ機能を提供できる会社がコラボを組むことにより、「回線」も「プロバイダ」も一括で提供できる「光コラボサービス」が誕生しました。

 

OCN光以外にも、ドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光なども光コラボサービスで、多くの光回線サービスが光コラボで提供されています。

 

 

 

その他の回線

ここまで紹介した「フレッツ光」「光コラボ」は、結局のところどちらも回線にはフレッツ光が使わていました。ここから紹介する回線は「フレッツ光」を利用していない回線になるため、「その他の回線」として紹介します。

 

「光回線の構築には莫大なコストと労力がかかるため、なかなか参入することができない」と紹介しましたが、日本全国にはできずとも、地域を限定することでフレッツ光を利用せず独自で回線を提供している会社があります。

 

代表例で言うとNURO光がこれに該当し、他にも電力会社や地元のTV会社が提供してくれていることがあります。

 

他社からOCN光への乗り換え方法

それではここからは、具体的な乗り換え方法について見ていきましょう。

 

OCN光への乗り換え方法を、以下の3パターンから紹介していきます。

 

  • フレッツ光からOCN光への乗り換え
  • 光コラボからOCN光への乗り換え
  • その他のサービスからOCN光への乗り換え

 

それぞれ見ていきましょう。

 

フレッツ光からOCN光への乗り換え方法

フレッツ光からOCN光への乗り換えは、「転用」という方法を用います。

 

 

 

フレッツ光からOCN光へ転用する場合、「開通工事が不要」「契約解除料が無料」というようなメリットがあります。

 

それでは、具体的な流れについて見ていきましょう。

 

NTT東日本・NTT西日本から「転用承諾番号」を取得する

まずは、NTT東日本/西日本から、「転用承諾番号」を取得しましょう。転用承諾番号とは、転用手続きをする際に必ず必要な番号となります。

 

取得方法は、以下の窓口へ電話をするだけで取得可能です。

 

  • NTT東日本:0120-553-104
  • NTT西日本:0120-140-202

 

また、転用承諾番号を申し込む際には、フレッツ光を契約していた頃の以下の情報が必要なので準備をしておきましょう。

 

  1. 氏名(契約者氏名)
  2. 住所(設置先住所)
  3. 電話番号(登録連絡先)
  4. 支払い方法(請求書に記載されているクレジットカード下4桁か銀行名・支店名・支店コード)

 

OCN光に申し込む

転用承諾番号が取得できたら、OCN光へ転用手続きを申し込みましょう。以下のOCN光お申込サイトから手続きが可能です。

 

OCN × フレッツ光申し込みサイト
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お申し込みフォームの「現在のインターネット回線利用状況」は「フレッツ光」を必ず選ぶようにしましょう。また、「事業者変更承諾番号」または「転用承諾番号(11桁)」のところに、先ほど取得した「転用承諾番号」を入力します。

 

後は、お申し込みフォームの手順に従って入力を進めたら、お申込みは完了です。

 

 

フレッツ光で契約していたプロバイダを解約する

以上で転用は完了で、OCN光を利用する準備は整いましたが、フレッツ光を契約していたころには別にプロバイダと契約していたはずですね。

 

このプロバイダとの手続きはまだ続いている状態なので、必ず解約を行いましょう。プロバイダの解約は、プロバイダへ連絡するようにしましょう。

 

以上で、フレッツ光からOCN光への転用手続きが全て完了となります。

 

フレッツ光からOCN光への乗り換える時の注意点

フレッツ光からOCN光へ転用する場合、以下の注意点があります。

 

  • プロバイダの解約手数料が発生することがある
  • 回線プラン変更時には工事が必要なことがある

 

基本的に、光回線を解約する際に必要な「契約解除料」は、転用の場合には不要となります。しかし、転用の場合、プロバイダの解約が必須となるため、プロバイダの解約手数料が必要となることがある点は注意しましょう。

 

また、転用の場合フレッツ光の光ファイバーケーブルを流用しているため、基本的に工事は不要です。しかし、回線プランなどを変更する場合には別途工事が必要になることがあるため、注意しましょう。

 

光コラボからOCN光への乗り換え

光コラボからOCN光への乗り換えは、「事業者変更」という方法を用います。

 

 

 

それでは、具体的な流れについて見ていきましょう。

 

契約中の光コラボサービスから「事業者変更承諾番号」を取得する

現在契約している光コラボサービスに問い合わせて「事業者変更承諾番号」を取得するようにしましょう。

 

事業者変更をする場合、必ず必要な情報になります。

 

OCN光に申し込む

事業者変更承諾番号を取得出来たら、OCN光に申し込みましょう。

 

以下のOCN光お申込サイトから手続きが可能です。

 

OCN × フレッツ光申し込みサイト
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お申し込みフォームの「現在のインターネット回線利用状況」は「その他の回線」を必ず選ぶようにしましょう。また、「事業者変更承諾番号」または「転用承諾番号(11桁)」のところに、先ほど取得した「事業者変更承諾番号」を入力します。

 

後は、お申し込みフォームの手順に従って入力を進めたら、お申込みは完了です。

 

光コラボからOCN光への乗り換える時の注意点

フレッツ光からOCN光などの光コラボサービスに乗り換える時には、以下の注意点に気を付けましょう。

 

  • 乗り換え前の光コラボの契約解除料が発生する
  • 回線プラン変更時には工事が必要なことがある

 

事業者変更の場合、以前まで利用していた光コラボの契約解除料が発生する場合があります。また、事業者変更の場合フレッツ光の光ファイバーケーブルを流用しているため、基本的に工事は不要です。しかし、回線プランなどを変更する場合には別途工事が必要になることがあるため、注意しましょう。

 

その他のサービスからOCN光への乗り換え

フレッツ光回線を用いないその他のサービスからOCN光への乗り換え方法を紹介します。

 

「転用」や「事業者変更」とは異なり、一度サービスの「解約」をした後に、OCN光で「新規申し込み」をします。

 

それでは流れを見ていきましょう。

 

OCN光に申し込む

まずはOCN光に申し込みをします。

 

以下のOCN光お申込サイトから手続きが可能です。

 

OCN × フレッツ光申し込みサイト
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お申し込みフォームの「現在のインターネット回線利用状況」は「その他の回線」を必ず選ぶようにしましょう。

 

「事業者変更承諾番号」または「転用承諾番号(11桁)」は入力不要です。

 

後は、お申し込みフォームの手順に従って入力を進めたら、お申込みは完了です。

 

光回線の工事日程を決める

OCN光から、回線の工事日程を決める連絡がくるので、工事日程を決めましょう。

基本的に工事の際の立ち合いは必要なことが多いので、工事日には予定をあけておきましょう。

 

契約していたサービスの解約をする

今まで契約していたサービスの解約を行いましょう。

 

解約方法は、契約していた事業者まで問い合わせてください。

 

工事に立ち会う

工事日程になりましたら、工事に立ち会いましょう。

 

基本的に工事が完了し、機器の準備が整えばOCN光への乗り換え手続きが全て完了となります。

 

その他サービスからOCN光への乗り換える時の注意点

その他サービスからOCN光などの光コラボサービスに乗り換える時には、以下の注意点に気を付けましょう。

 

  • 乗り換え前のサービスの契約解除料が発生する
  • 申込の前に解約を行わない

 

OCN光へ申込む前に、解約をしないようにしましょう。

 

理由としては、もしかすると今利用しているサービスがフレッツ光回線を使っている可能性があるからです。

 

その場合、解約をせず、転用や事業者変更の手続きを受けることができるかもしれません。一度OCN光の申込手続きをし、解約しても問題ないと判断されてから解約をするようにしましょう。

 

OCN光から他社への乗り換え方法

最後に、OCN光から他者への乗り換え方法を紹介します。

 

OCN光から「光コラボ」「フレッツ光」への乗り換え

OCN光から「光コラボ」「フレッツ光」へ乗り換える場合には、「事業者変更」の手続きを行います。

 

  1. OCN光のカスタマーセンターから「事業者変更承諾番号」を取得する
  2. 光コラボサービスもしくはフレッツ光で申込をする

 

OCN光からその他サービスへの乗り換え

OCN光からフレッツ光回線を用いないその他のサービスへの乗り換え方法は、「転用」や「事業者変更」とは異なり、一度OCN光の「解約」をした後に、その他サービスで「新規申し込み」をします。

 

手続きは以下のような流れです。

 

  1. 申込するサービスへ申込、工事日程を確認する
  2. OCN光を解約する
  3. 工事に立ち会い手続きを終える

 

OCN光の乗り換え方法のまとめ

OCN光の乗り換え方法を紹介してきました。

 

光回線の種類は「フレッツ光」「光コラボ」「それ以外」の3通りあり、それらの種類により乗り換え方法が「転用手続き」「事業者変更手続き」「解約・新規申し込み手続き」と異なります。

 

自分が今どの光回線を利用していて、どの手続きが必要なのかを、適切に対応できるようにしましょう。

 

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