日本には老舗と呼ばれる企業が多く、創業100年以上が2019年の調査時点で33,259社を数え、世界で最も老舗企業が多いとされています。
創業200年以上の企業も多く、世界でも希有な老舗企業大国といえます。
たしかに身近に目を向けても、子供の頃から知っている商品や企業が、現在でも数多く現役で活躍中です。
昨今の短いスパンで利益を出す事を重要視する、グローバル化された資本主義が増えていますが、長く継続する長期的な視野を持って経営に臨む姿勢や、ユーザーとしても安心して利用出来る価値を、老舗に持つ国民性も関係していると考えられています。
通信事業は新しい産業なので、先の基準で老舗は存在しませんが、最も歴史があり信頼が厚い老舗企業と言えば、電電公社にルーツを持つNTTであり、携帯電話ではNTTグループが運営するドコモに外なりません。
総務省が公表している、電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和3年度第2四半期(9月末))契約回線数のシェアで、ドコモは36.9%を占めて、2位のKDDI(au)27.0%・3位のソフトバンク20.8%を大きく引き離しています。
ドコモにシンパシーを感じているユーザーは多く、10年や15年など長期に渡って契約している事も少なくありません。
信頼に加えて、長期契約者に対して、手厚い政策をとってきたことも寄与しています。
しかし、この長期契約者に対する恩恵の制度は、2022年の5月をもって事実上終了しています。
これを機会に、信頼するドコモ回線の利用は継続しても、携帯電話料金を大幅に下げる手段を検討してみませんか?
※現在、OCN光の新規受付は終了したため、本ページのプランは契約できません。
下記ページで現在の状況を踏まえたプランを解説しています。
そんな具体的な方法を、解説していきます。
総務省指導の余波
ドコモでは長期契約者に対して、「ずっとドコモ特典」を行ってきました。
利用期間の長さによってステージと呼ばれるランクが変わり、誕生日月にランク時応じたdポイントが付与される制度です。
終了する長期契約特典
しかし、現在の該当ページには以下の表示がされています。
“「ずっとドコモ特典」のお申込みは誕生月が2022年5月のお客さまをもって終了し、2022年6月以降が誕生月のお客さまより「長期利用ありがとう特典」へリニューアルいたしました。”
この長期利用ありがとう特典は、事実上ドコモ回線契約期間特典が無くなり、期間内にどれだけのdポイントを貯めたか(dポイントの付与される買い物やサービスを利用したか)に、大きく舵を切ったと言えます。
この変更は、ドコモが今まで大切にしてきた長期回線契約者から、d払いやdポイントの利用者など、ドコモが運営する「dポイント経済圏」を優遇する政策に、軸足を移したと言えます。
朝令暮改
総務省はここ数年に渡って、携帯電話料金の値下げに注力していて、矢継ぎ早に改正電気通信事業法を通すなどをして、実際に携帯電話料金は値下げ方向に推移してきました。
核になる考え方として、「契約者が固定化することで競争が発生せず、料金が高止まりしている」が有り、「契約期間縛りの撤廃」「端末割引き上限2万円設定」「MNP手数料の上限規制」などの手段を行使することで、契約者が流動化する事を試みてきました。
2017年頃の総務省が開催した有識者会議の中で、「行きすぎた新規契約者に手厚い特典はおかしい!同じ携帯電話会社を利用しているのに、長期契約者の待遇と著しく異なるのは問題だ!」という指摘が出てきたことにより、総務省は各キャリアに長期契約者への優遇政策を促しました。
この時点で、正しい競争が料金を下げることに繋がる、という考え方を打ち出していましたが、全く逆方向の内容が出てきたことに、言われたキャリア各社は困惑しました。
しかし2019年頃になると、本来の考え方である「長期契約者の優遇は、正しい競争を確保する意味でよくない。ユーザーの囲い込みに繋がる政策は早急に見直すように!」という、わずか数年で真逆のお達しが出ています。
通信事業は認可事業
総務省に振り回されている各通信会社ですが、その要望に対して無下にする事は出来ません。
携帯通信事業は、総務省による認可事業だからです。
電波は国民の共有財産とされていて、管轄する総務省に厳格に管理されています。
勝手に電波を使う事は違法になり、通信事業を行う各社は、総務省に認可を受けた周波数帯だけを使って、サービスを提供することが許されています。
携帯電話通信サービスは、莫大な資本投下が必要で有り、長期ユーザーは経営を安定させるために必要な要素で、そのための囲い込み政策が「端末0円などの大幅値引き」と組み合わせた「契約期間縛り」を、通信各社は展開してきました。
これらの囲い込み手段を、総務省に禁じ手とされた以降は、別の手段を用いてユーザーの流出を防ぐ手段を模索しています。
その一つが、自社サービス経済圏への囲い込みです。
普段の生活の中に、ポイント活動への参加を盛り込む事で、長期的なユーザーの確保をする方策の転換が、今回の改定に繋がっています。
ドコモの契約プランを安く利用する手段は囲い込みに乗る事
以前からの囲い込み手段に変わって、流出を避ける手段として各種の割引きがあります。
家族3回線以上がドコモ
いわゆるファミリー割引で、家族みんなでドコモを利用する事によって離脱を防ぐと共に、回線契約数も確保する事が出来る手段です。
1回線あたり、月額1,100円の割引きが受けられます。
ドコモ光セット割
スマートフォンの利用は自宅が多く、快適に利用する手段として、光回線を導入する事で、自宅にWi-Fi環境を構築するユーザーが増えています。
光回線でWi-Fiを利用すれば、利用容量に制限が無く、スマホプランで契約しているギガの消費も無く、回線スピードが速く安定していて、大きなメリットがあります。
光回線を契約するのに、何処に申し込んだら良いのか解らないユーザーも多く、ドコモの携帯ショップでは積極的に「ドコモ光」を勧誘しています。
ドコモ光では、スマートフォンの契約プランでは撤廃された、2年間の契約期間縛りが存在していて、2年経過後も解約月以外では違約金が発生する契約が主流です。
このため、ドコモ契約者にドコモ光の利用を誘導すれば、形を変えた契約縛りが復活できる思惑が有ります。
ドコモ光のドコモ契約者に向けた「セット割」は、スマホ1台あたり最大1,100円の割引きがあります。
家族割りとは異なり、プランなどによって割引額が変わり、小容量プランの「ギガライト」で月に1GBまでの利用者は、割引きがありません。3GBまでの利用者には550円の割引きがあります。
dカード支払割
自社のサービス「dカード」の作成を促し、dポイントの積極利用と、他の支払にもdカードを利用するなど、ドコモ経済圏へと誘う政策です。
月額1台あたり、187円の割引きが受けられます。
ドコモの契約プランを検証する
ドコモの契約プランは、大きく分けて2つしかありません。
「無制限・大容量プラン」か「小容量プラン」の2択です。
ギガホプレミアプラン
ドコモの屋台骨を支えるのが、メインプランがギガホプレミアプランです。
ユーザーの方から契約時に明確に指定しない限り、ほぼ例外なく店側から勧められる主力プランです。
5Gギガホプレミアプラン
(出典:ドコモ公式)
容量無制限 月額7,315円
このプラン加入には、5G対応スマートフォンが必要です。
最大限の割引きを用いると、月額4,928円になります。
ギガホプレミアプラン
(出典:ドコモ公式)
容量60GB/月 月額7,205円
4Gのスマートフォンでは、こちらの契約になります。
最大限の割引きを用いると、月額4,818円になります。
光回線が導入されているユーザーに、ギガホプレミアプランは必要か?
ギガホプレミアプランにも、光回線の「セット割」が記載されていますが、光回線でWi-Fi環境が自宅に有る場合、通信会社の回線利用は外出時に限られるため、それほど多くのデータ量を必要としないユーザーが大半です。
2022年1月27日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
全体の6割近くが3GB以下の通信容量ですが、スマートフォンで利用する通信量はこの数値よりも遙かに多く、最も利用する自宅では、通信会社の回線利用をしていない事が解ります。
ドコモのギガホプレミアプランは、4Gの契約でも60GBで、グラフの無制限まで含めても全体の数%しかありません。
これらの大量消費ユーザーの多くは、自宅にWi-Fi回線を導入していないと推察出来ます。
光回線など、自宅にWi-Fi環境のあるユーザーには、ギガホプレミアプランはオーバークオリティであり、余分な費用を毎月(ドコモユーザーの場合は長期間)支払っていると言えます。
グラフの数値を左から順に見ていって、7GBまで範囲を広げれば8割近くのユーザーがこの中に入ります。
この数値傾向は、ドコモ側も当然把握しています。
ギガライトプラン
把握しているからこそ、「無制限・大容量プラン」の次の選択肢として中間容量プランは無く、7GBまでの小容量プラン「ギガライト」になります。
ギガライトプランは、利用するデータ量によって、毎月支払金額が変わる従量制です。
ドコモ ギガライトプラン5G
(出典:ドコモ公式)
このプラン加入には、5G対応スマートフォンが必要です。
・ステップ1 ~1GB 月額3,465円
・ステップ2 ~3GB 月額4,565円
・ステップ3 ~5GB 月額5,665円
・ステップ4 ~7GB 月額6,765円
最大限の割引きを駆使して、最小容量(月に1GB未満)の利用の場合2,178円になります。
ドコモ ギガライトプラン
(出典:ドコモ公式)
4Gのスマートフォンでは、こちらの契約になります。
以前は定期契約ありの2年契約縛りプランがあり、より安価に提供されていましたが、現在は契約縛り撤廃になり、HP上では料金が記載されていますが、定期契約なしの価格でしか契約は出来ません。料金はギガライトプランの5Gと同一価格です。
・ステップ1 ~1GB 月額3,465円
・ステップ2 ~3GB 月額4,565円
・ステップ3 ~5GB 月額5,665円
・ステップ4 ~7GB 月額6,765円
最大限の割引きを駆使して、最小容量(月に1GB未満)の利用の場合2,178円になります。
過去から継続している利用者は、引き続き以下の価格で使う事が出来ます。
・ステップ1 ~1GB 月額3,278円
・ステップ2 ~3GB 月額4,378円
・ステップ3 ~5GB 月額5,478円
・ステップ4 ~7GB 月額6,578円
ドコモの契約プランは高いのか?
ドコモの契約プランが高いのか?適正なのか?は、使い方によります。
大容量利用者
自宅にWi-Fi用の光回線等の別途回線の導入をしないユーザーや、外出先で動画視聴など、毎月大量のデータ消費をコンスタントに行っている場合で、「5Gギガホプレミアプラン」「ギガホプレミアプラン」の契約者は、利用量によっては適正だと言えます。
ahamoは?
20GBまでの利用なら、「ahamo」に乗り換えた方が大幅に安くなります。
ahamoは月に20GBまでの容量を、月額2,970円で利用出来ます。
5Gギガホプレミアプランは月額7,315円・ギガホプレミアプランは7,205円なので、大幅に安くなります。
ahamoは5分間までの国内通話は何度でも無料の限定かけ放題が、月額料金の中に入っていますが、ギガホプランではオプションの770円が別途掛かる事を考えれば、更に差が開きます。
以前のahamoは20GB以上の利用者にはメリットが有りませんでしたが、2022年6月中旬より、80GBの大盛りオプション(月額1,980円)が登場しています。
基本の20GBと併せれば、100GBの利用が月額4,950円で使えます。
60GBまでのギガホプレミアプランは、このオプションが登場後は価格メリットが無くなります。
100GBまでの利用なら、5Gギガホプレミアプランにもメリットはありません。
唯一の例外は、自宅にドコモ光を導入していて、家族3人以上でドコモを利用して、dカードで支払っているユーザーです。
全ての割引きを駆使すれば、5Gギガホプレミアプランは月額4,928円・ギガホプレミアプランは月悪4,818円になり、割引制度が適用されないahamoの大盛りオプションを加えた価格4,950円よりも安く利用が出来ます。
自宅に光回線が有って、外出時に毎月100GB以上を利用するユーザーは、かなりのレアケースだとは思います。それ以外の大容量消費ユーザーは、ahamoに乗り換えた方がお得です。
小容量利用者
現在、ドコモ光など光回線が自宅に導入されているなら、ギガホプレミアプランは多くのユーザーにとって不要です。
一番簡単なスマホ代節約方法としては、ギガホプレミアプランを、ギガライトプランに変更する事です。
Wi-Fi環境が自宅にある方なら、多くの方は小容量で問題ありませんし、スマホの利用は通話が中心の方や、インターネットをスマホで殆ど利用しない方も小容量プランが最適です。
しかし、ドコモの小容量プランが、割高であることは否めません。
小容量プランなら、たとえばオンライン専用プランの「LINEMO」では、3GBが月額990円で利用出来ます。しかし、LINEMOはドコモ回線ではなく、ソフトバンク回線になります。
(出典:LINEMO公式)
ソフトバンク回線も、全国で繋がる事においては、現在ドコモにも引けを取りません。
ただ、ドコモ回線に対してあるシンパシーだけでなく、現在利用しているスマートフォンをそのまま利用するなら、ドコモ回線でスマホ料金を削減する方策を検討する事をオススメします。
通信会社によって電波(周波数帯)が異なる
前述のように、携帯電話キャリア会社によって、総務省から認可を受けている周波数帯は異なっています。
ドコモショップで入手したスマホ端末は、ドコモの周波数帯で利用するのに、最適な設計がされています。
たとえば、最も利用されている4G LTEのプラチナバンドと呼ばれる周波数帯は、ドコモが「バンド19の800MHz帯」であるのに対し、auでは「バンド18の800MHz帯」・ソフトバンクでは「バンド8の900MHz帯」のように、各社で異なっています。
プラチナバンド以外にも、様々な周波数帯がバラバラに割り振られているため、ドコモで販売する機種に、敢えてコストを掛けて、全ての会社の周波数帯をカバーする理由がありません。
そのため、SIMロックを外しても、他社の電波は完全に対応していないケースがあります。
例外はiphoneで、単一機種を大量に販売するため、ハードの部分に関してはキャリアによって変更しない方が、ずっと手間が無くコスト的にも優位であるため、SIMロックが解除されている状態なら、比較的自由に通信キャリアを選ぶ事が出来ます。
では、「格安SIM」ならどうでしょうか?
格安SIMとは?
「格安SIM」は、MVNOと呼ばれる事もあります。
それに対して、通信キャリアはMNOと呼ばれます。
MVNOは、Mobile Virtual Network Operatorを略したモノで、仮想機動隊通信事業者が直訳になります。
MNOが自社で通信回線やアンテナ基地局の整備を行うのに対して、MVNOでは自社で設備を持たないで通信事業を行うため、仮想という言葉が頭に付いています。
実際のサービスは、MNOの回線一部を間借りして接続料を支払い、安価にサービスを提供しています。
格安SIMのメリットとデメリットは?
MVNOのメリットは、月額料金が安く設定されている事にあります。
小容量のプランなら、月額1,000円以下の3桁でサービスが提供されていて、ギガライトプランとは大きな差が有ります。ドコモの各種割引きを駆使しても、到底格安SIMの価格には対抗できません。
自社で大きな設備投資を必要とせず、経費を掛けないで運営する事で、安価な価格を実現しています。
デメリットは、回線の全てを使えるわけではないため、通常の利用時には問題無く使えても、お昼休みの時間帯など、一斉に契約者が使う状況では、キャリアに比べて通信速度や品質が落ち込むケースが多くなります。
ドコモ回線を使う格安SIMサービスは?
ドコモ回線を使用するMVNOは、色々な会社からサービスが提供されています。
格安SIMでは一部の回線を使うため、通信速度に影響が出る事はありますが、電波の届く範囲や通話品質の他、周波数帯もドコモと基本的には同一です。
そのためドコモ回線のMVNOなら、現在利用しているスマートフォンが、そのまま利用する事が出来ます。
同じドコモ回線でもサービスによって通信速度や品質は異なる
同じドコモ回線を使っているMVNOでも、通信品質は大きく異なります。
契約者数に見合った適切な回線の太さを間借り出来るか?が、格安SIMを運営するキモになります。
間借りする回線が細ければ、安価なサービスを提供出来ますが、利用者は遅い回線を我慢して使う必要が有り、経営は長続きしません。
間借りする回線を太くすれば、利用者にはメリットが有りますが、MNOに支払う接続料が嵩み、やはり経営は長続きしません。
実際に利用しているユーザーが速度計測している、みんなのネット回線速度を見てみましょう。
ahamoの時間帯別の平均通信速度(直近3ヶ月)
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 49.43ms | 196.0Mbps | 21.32Mbps |
昼 | 50.13ms | 89.67Mbps | 12.34Mbps |
夕方 | 49.43ms | 132.09Mbps | 12.8Mbps |
夜 | 48.65ms | 104.76Mbps | 12.27Mbps |
深夜 | 47.41ms | 137.83Mbps | 19.07Mbps |
〇ahamo 直近3ヵ月に計測された1,413件
ギガホプレミアプランからの乗り換えに最適な「ahamo」はMNOで、MVNOとは異なりドコモ回線と同じ品質として公表されているキャリア回線です。そのため、非常に速い数値が出ています。
OCNモバイルONEの時間帯別の平均通信速度(直近3ヶ月)
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 55.18ms | 78.63Mbps | 14.86Mbps |
昼 | 61.36ms | 38.15Mbps | 9.45Mbps |
夕方 | 53.09ms | 45.6Mbps | 12.8Mbps |
夜 | 58.94ms | 58.27Mbps | 15.12Mbps |
深夜 | 55.88ms | 68.0Mbps | 13.06Mbps |
○OCNモバイルONE 直近3ヶ月に計測された473件
ドコモ回線を利用する格安SIMの「OCNモバイルONE」は、NTTグループの企業であるNTTレゾナントによって運営されています。
(出典:OCNモバイルONE公式)
大資本と技術力の背景が優れていて、格安SIMの中では安定して速い速度に定評があります。
スマートフォンの利用時に重要なのは、ダウンロード速度です。
動画の視聴は通信速度が必要な代表ですが、高解像度の動画でも概ね20Mbpsが出ていれば、利用に支障が無いと言われています。
MNOのahamoに比べれば劣りますが、実用上は問題無く利用出来ます。
〇楽天モバイル(格安SIM) 直近3ヵ月に計測された85件
平均ダウンロード速度: 13.01Mbps
平均アップロード速度: 8.84Mbps
楽天モバイルは、2020年の春からMNOに参入しています。
それ以前は、ドコモ回線を利用するMVNOでした。
この数値は格安SIMの数値ですが、現在MNOに力を入れているため、継続中のMVNOには手が回っていない様子です。
同じドコモ回線を利用していますが、先のOCNモバイルONEと比較すれば、歴然とした通信速度の差が有ります。
ドコモ回線を利用しながら、携帯料金を大幅に削減する方法として、OCNモバイルONEへの乗り換えをオススメします。
ドコモ回線を利用して通信費を削減するなら「OCNモバイルONE」+「OCN光」がオススメ!
(出典:OCN光申込サイト)
現在「ドコモ光」をご利用なら、OCNモバイルONEに乗り換えを機に、光回線も「OCN光」に乗り換える事をオススメします。
光回線の月額料金が安くなり、回線品質は同じ
ドコモ光は利用するプロバイダによって、価格は2種類ありますが、安い方でも一戸建てタイプで5,720円・マンションタイプで4,400円です。
「OCN光」の月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで3,960円です。
ちなみに、ドコモ光では金額が高いプロバイダのタイプBに、OCNが入っています。ドコモ光でタイプBの月額料金は、一戸建てタイプで5,940円・マンションタイプで4,620円です。
ドコモ光でプロバイダにOCNを選択して利用している場合、光回線にフレッツ光+プロバイダOCNになりますが、「OCN光」も全く同一の、光回線にフレッツ光+プロバイダOCNになり、回線速度や品質も全く同じです。
しかし、マンションタイプでは、月額料金が毎月660円安くなる計算になります。
ドコモ光をお使いなら、光回線をOCN光に乗り換える事は簡単です。
事業者変更の手続きをするだけで、新たな回線工事をする必要も無く、インターネットが利用出来なくなる期間も発生しません。
出典:NTT東日本公式
事業者変更の手順
- 事業者変更承諾番号の収得を、契約中の光コラボ事業者へ申し込む
- 新しい光コラボ事業者に、「事業者変更」として申し込む
- 事業者変更の手続きが完了(概ね1週間から2週間程度)すれば、利用できる様になります。
注意点としては、事業者変更承諾番号は15日間の有効期限があります。
OCNモバイルONEがセット割で更に安く!
(出典:OCNモバイルONE公式)
月額料金が安い格安SIMの「OCNモバイルONE」と、OCN光と組み合わせて「セット割」を適用させることで、更に安く利用出来ます。
1台のスマホごとに月額220円の「セット割」が適用され、最大5契約月額1,100円まで割引きが受けられます。*500MBプランは適用されません
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 実質金額 |
500MB/月コース | 550円 | - | 550円 |
1GB/月コース | 770円 | 220円 | 550円 |
3GB/月コース | 990円 | 220円 | 770円 |
6GB/月コース | 1,200円 | 220円 | 980円 |
10GB/月コース | 1,600円 | 220円 | 1,380円 |
多くのスマホ利用者に最適な3GBコースなら、月額770円でスマホを運用出来ます。
家族みんなこの料金が5人まで適用されます。
ギガライトプランで3GB程度を利用した場合には、月額料金は4,565円になります。
仮にフルの割引き「家族3回線以上」で1,100円・「ドコモ光セット割」で550円・「dカード払い」で187円の割引きを適用しても2,728円になり、OCNモバイルONEとの比較では毎月1台あたり2,000円以上を節約出来ます。
マンションにお住まいの家族3人で利用してる場合を、3GB程度の利用で計算してみましょう。ギガプランは割引きをフル活用したとします。
ドコモ光(OCNタイプB)+ギガライトプラン
光回線4,620円+2,728円×3人分=12,804円/1ヵ月
OCN光+OCNモバイルONE
光回線3,960円+770円×3人分=6,270円/1ヵ月
通信費トータル費用がほぼ半額になり、月に節約出来る費用は6,534円になります。
年間にすれば、78,408円を節約する事が可能になります。
キャンペーン
キャッシュバックキャンペーンもあります。
詳細は以下をご覧下さい。